お子さんや、お孫さんへ、あなたは、価値のある不動産を残せますか?



私たちが目指す仕事・・・それは・・・「おとうさんありがとう」の気持ちです。


目 次


1.日本の住宅文化は未成熟!・・・・・住宅寿命が短すぎます。
2.00年住宅をご存じですか?・・・・ストック型社会をめざせ!
3.本末転倒・・・・家と土地どっちが大事? 「え! 土地が壊れるの?」
4.擁壁トラブル・・・・ホームページを通じて、寄せられる相談内容トップ5
5.安物買いの銭失い・・・・あなたに本物を見抜く力はありますか?
6.200年擁壁を目指して・・・・私たちは本質を追究します
7.「おとうさんありがとう」の意味・・・・私たちが目指す仕事とは。




日本の住宅文化は未成熟!・・・・住宅寿命が短すぎます。


世界各国の住宅寿命はイギリス77年、アメリカ55年、我が日本は30年未満(国土交通省発表
この数字は新築された住宅が解体されるまでの期間です。


また諸外国などでは、築年数が経つほど、その資産価値が上昇していく建物も珍しくありません。


明らかに日本の30年未満では、住宅寿命が短すぎます。・・・・住宅文化が未成熟です。



2.200年住宅をご存じですか?・・・・ストック型社会をめざせ!


100年超の耐久性を有する「200年住宅」、国土交通省が“ストック型社会”の実現に向けて、打ち出した政策です。



今までの、使い捨て型社会を改め、適切な投資を行い、良いものを長く、適切なメンテナンスの中、さらに長く活用していく・・・・やっとそんな時代になってきました。


200年住宅」の本質は、すべての人が「より長く、豊かに、優しく、ゆとりある生活」を送れるようにすることです。



重い負担の住宅ローンを返済するために働くのではなく、豊かに暮らすために仕事をがんばる。


「つくっては壊す」フロー消費型社会から「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」ストック型社会への転換を図り、環境や人に優しい社会を造る




親から子へ価値ある資産を引き継ぎ、ゆとりある生活を送る



その素晴らしいストック型社会の実現手段の柱の1つに「200年住宅」は位置しています。



本末転倒・・・・家と土地どっちが大事? 「え! 土地が壊れるの?」



明らかに、今までの平均的な30年未満では、住宅寿命が短すぎます。



「住宅ローンが終わったら、ちょうど建て替えの時期」・・・・・(疲)こんな感じですかね


ハウスメーカーで高耐久性住宅を調べてみますと、概ね木造住宅で70年以上、材質によっては100年超の耐久性を有する「200年住宅」も珍しくありません。



また、現在の注文住宅の技術では、特別な高耐久性住宅をお求めにならなくても、50年程度の耐久性は、今や常識的な性能の1つとなっています。


しかしその裏では、



「100年住宅を建てたのに、その土地が50年しか使えない」

「50年使える住宅なのに、30年目で住宅を建て替えなければならない」



こんな矛盾が起きています。


ではなぜ、このような矛盾が生じるのか?


それは

「100年住宅を建築するなら、その土地も最低でも100年使用するということ。」


この当り前のことを確認しないまま、住宅が建築されていくからです。



ここでこの3択の質問に答えてください。・・・「家と土地どっちが大事?」


あなたは、下記の1〜3の答えで、何番を選びますか?

1.当然両方大事です。・・・・家と土地は切り離せません。まさに2つで1つの不動産です。

2.家が大事です。・・・・土地だけでは、生活ができません。雨風すらしのげません。

3.土地が大事です。・・・・家は建て替えられるげど、土地は普遍的な価値があるからです。


正解は何番でしょうか



1〜3の答えは、どれも一理あり不正解とは言い切れません。
(お答えを求めておきながら、正解がなくて、すみません。)



ちなみに「3」.の答えに同感されたあなたは、マンションは、買わないでしょう。



ここで確認したい大切なことは、


「100年住宅を建築するなら、その土地も最低でも100年使用するということです。」


「50年の耐久性を有する住宅を建築するなら、50年以上土地が使用できなければならない。」


別の言い方をすると


「100年間以上家が壊れないのだから、土地も100年間以上壊れないのが当たり前である」ということです。


この「土地が壊れる」矛盾の原因が、擁壁の耐久性にあるのです。


擁壁の重要性を認識せずに、新築住宅を建ててしまい、20年後に後悔する人。



正確な知識と情報を得ることなく、土地を購入し、家を建ててしまう人。


このような方からの相談が、あとを絶ちません。


ここで断言します。30年以上使用する住宅を建てるならば、30年以上耐久性のある擁壁を造るか、現存する擁壁に問題がないことを確認してください。


住宅を新築する前に、この作業を省いた結果・・・・・上記に書いたようなことになることを、


「本末転倒」と言います。(根本的で重要なこととささいでつまらないことを取り違えること。)


大切なことなので、繰り返します。


住宅を新築後に、20年、30年で壊れる擁壁は論外で、擁壁の寿命が50年程度ではダメなのです。



4.擁壁トラブル・・・・ホームページを通じて、寄せられる相談内容トップ5
       
                                        
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ここで、弊社のホームページを通じて、全国から寄せられる相談内容トップ5を記載させていただきます。


1.擁壁の割れ、クラック(ひび)に関すること

2.擁壁の沈下、傾きに関すること

3.工事業者との工事内容に関するトラブル

4.擁壁に起因する、不動産売買に関するトラブル

5.設計、構造計算、法令に関すること



以下に簡単に解説させていただきます。


1.擁壁の割れ、クラック(ひび)に関すること


築造10年後以降に、擁壁の構造的な欠陥、本来割れるはずのない場所に割れが入る

コンクリートの表面がはがれて、鉄筋が見えてくる

伸縮目地がないため、クラックが入る


これらの原因の多くが、コンクリートの品質に問題があります。


正しい知識と確かな技術でコンクリートを施工していない事例が、多数あります。(手抜き工事)


代表的な例として、下記の原因があります。


品質管理に関する正しい知識がない

シャブコン(水を多く含んだコンクリート)

養生期間の手抜き(必要な期間、コンクリートが固まるのを待たずに、型枠を外す)

配合設計の知識がない。



現場を造るテクニックは有るが、品質管理の知識がない会社に多く見受けられます。



2.擁壁の沈下、倒れに関するトラブル


割れが入り、擁壁が傾く。

目地のところに、異常な段差が生じる。

これらの原因は、多くが擁壁下の地盤に問題があります。

適切な地盤調査を行わずに擁壁を造る。



これらの原因の多くが、設計、構造計算に関する知識がない施工会社が工事した擁壁に、見受けられます。




3.工事業者との工事内容に関するトラブル


工事内容の違い、図面がないため、出来上がりが想像と違った。

出来上がり後、数年でトラブルが発生したが、直してもらえない

当初の予定にない追加工事が発生する。(追加工事の割合が、最初の契約金の1割を超える)


これらの原因は、契約書(工期、金額、内訳書、図面、工事約款)を結ばない(口約束)ことです。



擁壁工事は、そのほとんどが、高額なものです。


職人集団の会社、資本金が1000万円以下の会社に多く見受けられます。


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5.安物買いの銭失い・・・・あなたに本物を見抜く力はありますか?  

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「安物買いの銭失い」、今更説明するまでもない、使い古された感のあることわざです。

本来工事というものは、高いモラルと責任感、専門性の高い技術力と知識で、経験豊富な職人さんが造り上げていく仕事です。


ましてや、人の一生を左右する、土地や住宅に関する仕事をしているわけですから、その責任は重大です。


「高い技術力で、本物を造り、お客様に喜ばれる」・・・・プロとは、常にこうありたいものです。


プロスポーツの世界では。イチロー選手がその代表例です。「攻・走・守」の1つ1つが、一流であり、さらには経験と実績でもずば抜けた存在です。


当然私たちの仕事に、イチロー選手を当てはめますと、「知識・技術・品質」の3拍子に、経験と実績が伴わなければならないのは言うまでもありません。


正直に言いますと、イチロー選手が、スランプになって良い成績を残せなくても、あなたや私の生活には、直接的な損害を与えようがありません。(ファンの方すみません)


しかし「擁壁」という仕事で、工事業者の成績が不振またはスランプになると、その損害は・・・・・考えただけでも恐ろしい結果になります。


もしあなたが、どの工事業者に擁壁工事を依頼するべきか、不安を抱えていたら、下記の質問を業者にしてみてください。・・・・


Q1.コンクリートの品質基準はありますか?コンクリートの寿命は何年ですか?

Q2.あなたの会社の、施工計画または標準仕様書を見せてもらえませんか?

Q3.埋め戻し(盛り土)は心配ないですか?


信頼に値しない業者は、下記の様な内容で返答することでしょう。


Q1. コンクリートの品質基準はありますか?コンクリートの寿命は何年ですか?


よくある回答例

JIS規格を使用していますから安心です。
(物に規格があるのは、当然です。コンクリートは生ものです。季節、場所により品質管理のポイントも変わります。)


50年程度は、全然問題ありません。(具体的な説明を求めても一般論で終わらせる)




Q2. 施工計画または仕様書を見せてもらえませんか?

よくある回答例

施工計画は、現場に合わせて作るものなので、これから作成します。(実績があれば、参考事例をすぐにお見せできるはずです)

仕様書は、これから設計するので、いまはありません。(擁壁に求められている、標準仕様は、全国一律です。オプション以外は、すぐにでも、お渡しでるのが本当です。)




Q3.  ・埋め戻し(盛り土)は心配ないですか?

よくある回答例

セメント改良をしましょう(何でもかんでもセメントで固めれば良いと思っている)

シッカリ埋めるから安心ですよ(抽象的な答え)



上記の3つ例であげたように、一見、正しいような回答に感じますが、実は何の根拠も、客観的な基準もない回答である場合がほとんどです。


「しっかりです」「頑丈です」「いつもこの方法で」「職人さんが」「後で出します」「問題ありません」「安心です」


上記のように「抽象的」な言葉だけで、説明をしてくる業者の場合は、特に注意が必要です。



理想は、「施工計画書または仕様書」などに代表される、施工方法、数値基準が記載されている書面を提出し、その書面に基づいて、お客様に説明をすることです。



また書面を提出することにより、お客様自身が、時間があるときに改めて内容をチェック出来き、さらには第三者に相談することもできます。



私たちが基本としていることは、「擁壁工事」という専門的な内容を、お客様に説明するときに、


簡単なことは、「簡単に説明する」、難しいことも、「簡単に説明する」



この説明力が、「擁壁のプロ」であると自負しております。



やたらと難しい専門用語を駆使して、「難しい説明」をしてくる営業マンに惑わされないでください。



家族を守れるのは、あなたしかいません。正しい知識と情報を身に着け、本物を見抜く力を持ってください。


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6.200年擁壁を目指して・・・・私たちは本質を追究します


私たちが考える本質とは何か?


それは、高品質のものを、低価格でご提供させていただくことです。


擁壁でいう「高品質とは何か」


それは、100年超の耐久性を有する「200年擁壁」です。


今までの、効率重視、使い捨て社会からストック型社会、環境創造社会への対応の中、住宅寿命が100年を標準とする高耐久性を有してくる中、当たり前に100年を超える耐久性を有する「擁壁」をご提供させていただくことです。


価値ある不動産が、お子さんの代へ、そしてお孫さんへ引き継がれ、さらにはひ孫の代にも・・・




そのためには必要なことは、

必要とされる地盤強度の確認または確保

品質管理されている生コンクリートの使用

そのコンクリートを扱う確かな施工技術

鉄筋工事の品質管理、施工精度

土の埋め戻しに関する品質基準

に集約されてきます。



参考までに下記は、コンクリートの寿命です。


「呼び強度」24Nmm2の場合・・・・大規模補修不要予定期間は65年、供用限界期間は100

「呼び強度」18Nmm2の場合・・・・大規模補修不要予定期間は30年、供用限界期間は65


意外に長持ちするなと感じられて方もいるかもしれませんが、上記の寿命は、「適切な品質管理の基」で施工されたコンクリートの寿命です。


先にも記しましたように・・・・


シャブコン(水を多く含んだコンクリート)

養生期間の手抜き(必要な期間、コンクリートが固まるのを待たずに、型枠を外す)

配合設計の知識がない。

では、話になりません。


もう一度書かせていただきます。

私たちは、当たり前に100年を超える耐久性を有する「擁壁」をご提供させていただくことです。




7.「おとうさんありがとう」の意味・・・・私たちが目指す仕事とは。


今あなたがこれから造ろうとしている擁壁、住宅の資産が、数十年後にお子さんに引き継がれます、そしてその十数年後には、お孫さんにも引き継がれていきます。さらには、ひ孫の代にも・・・・


お子さんが、今のあなたの年齢に達したときに、改めて自分には、「父親から引き継いだ、家族で安心して暮らせる丈夫な家がある」ことを認識します。


そしてお孫さんも必ずその年齢に達します。




その時・・・・お子さんやお孫さんの心の中に、「確かな資産を残してくれてありがとう」

「おとうさんありがとう」「おじいちゃんありがとう」



・・・・と言う、感謝の気持ちを感じてくれることでしょう。


数十年後に、あなたの跡取りに、この気持ちを感じていただけることが、私たちの目指す仕事です。


家族と家のイラスト1

 
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