がけ崩れの危険を感じたら

擁壁トラブル 相談内容トップ5

私たちのホームページを通じて、全国から毎月約150件の相談が寄せられます。

 約5年間の相談電話、メールを集計した概略が、下記の内容です。
1. 擁壁の割れ、クラック(ひび)に関すること    (30%)
2. 擁壁の沈下、傾きに関すること          (20%)
3. 工事業者との工事内容に関するトラブル     (20%)
4. 擁壁に起因する、不動産売買に関するトラブル (15%)
5. 設計、構造計算、法令に関すること        (10%)
6. その他                     ( 5%)

世間で問題となっている構造計算書の偽造や手抜き工事。
欠陥工事をつかまされ、大きな損失と、不安を抱えているお客様もたくさんおられます。

また、最初の工事費は安く納まったけれど、その後に本来なら必要としない修繕費が発生する、ご近所でも同じような工事が行われ、明らかに完成した擁壁の品質に優劣が感じられるなど。

品質の良い工事を保証しますと言われていても、なかなか何を基準に業者を選定すればいいのか分かりませんね。
不良業者に工事の依頼をしてしまったら、安心や安全を得るための擁壁工事が不安や危険を抱え込むことに。
そうならないために、「低価格で設計施工できる」「短い期間で工事が完成する」などという謳い文句にとらわれず、住む人の立場で、安心と安全、そして快適さを考えて工事を行うことが何より大切です。

「安い価格で低品質の工事」では意味がないのです。
「高い品質の工事で低価格」でなくては魅力がありません。

お客様に「品質と価格」のトータルの部分で選んでいただける工事内容。

この業者に任せて良かった、この工事なら安心だと思っていただけることが業者にとって価値のあることだと思います。

業者選びで失敗しないポイント1

施工体制の充実した会社を選ぶこと。 契約したら後は、下請けに丸投げでは高品質の工事は出来ません。

業者選びで失敗しないポイント2

安易に低価格を売りにしない業者を選ぶこと。

低価格で工事できても、数年後に補修が

必要になったりしては意味がありません。

また、きちんと理由がない低価格には不安を感じます。

業者選びで失敗しないポイント3

お客様の視点で提案できる業者を選ぶこと。

いくら高品質でも業者の独りよがりでは意味がありません。